Q. 毎日、歯磨きしているのに虫歯になってしまいます。なぜでしょうか?
毎日歯を磨いているといっても、ただ“歯を磨いている”ことと“歯が磨けている”こととは違います。歯は見えている部分だけ磨いてもあまり意味がありません。虫歯になりやすい箇所は歯と歯の間や、歯と頬の間、歯の溝の部分です。定期的に歯科医院でチェックしてもらってください。ブラッシング(歯磨き)指導もしてもらうといいですよ。
毎日歯を磨いているといっても、ただ“歯を磨いている”ことと“歯が磨けている”こととは違います。歯は見えている部分だけ磨いてもあまり意味がありません。虫歯になりやすい箇所は歯と歯の間や、歯と頬の間、歯の溝の部分です。定期的に歯科医院でチェックしてもらってください。ブラッシング(歯磨き)指導もしてもらうといいですよ。
歯周病かブラッシングに問題があると思います。歯周病は、プラーク(歯垢)と呼ばれる細菌のかたまりが歯と歯茎の間の溝にたまり、細菌から作り出された毒素で、歯の周りの組織が炎症を起こしたもの。また、ブラッシングの力が強すぎても出血します。いずれにしても歯科医院で診てもらってください。
知覚過敏症でしょう。原因としては異常な歯ぎしり、不適切な磨き方、歯周病などが考えられます。知覚過敏症が起きる原因はさまざまですが、象牙質という歯の知覚を感じる層が露出しているため、冷たいものなどが触れると必要以上に強く感じて、歯がしみるのです。一度、歯科医院で診てもらったらどうでしょう。
おそらく顎(がく)関節症だと思われます。こめかみの少し下、耳の穴の前にある顎(がく=あご)の関節に障害が起こる病気です。これが何らかの理由でずれてしまい口を開けるときに音がするのです。これを顎関節症といいます。最初のうちは日常生活に支障がないのですが、ひどくなると口が開かなくなったり、頭痛、肩こり、めまい、耳鳴りなどを伴うこともしばしばあります。
何らかの原因で歯根の先に膿がたまってしまったのではないかと思われます。そのまま放っておいたままで痛みがおさまってしまう場合もありますが、早めに歯科医院で治療してもらったほうがいいでしょう。腫れがひどくなって、顔まで腫れてしまうこともあります。
『ブリッジ』や『入れ歯』は健康な歯を削ったり違和感が生じたりします。現在、歯のない部分の骨にチタンを埋め人工の根とする『インプラント』という治療方法があります。自分の歯のように咬め、入れ歯のようにバネが見えることもありません。2本以上歯がなくブリッジが不可能な場合にも対応できます。
状況にもよりますが、バネのかかっている歯が生きている歯でしたら、『インプラント』をおすすめします。治療した歯の場合は入れ歯の中にマグネット(磁石)を入れ、バネのかかっている歯には金属を入れてバネの代わりにする方法があります。この方法ならバネは見えませんが、保険治療の対象外になります。
初めて入れ歯を入れた方はどうしても違和感があるようです。なかなか慣れない場合は、プラスチックの部分を金属にかえることで厚みが薄くなり、温度や味覚も感じられるようになりプラスチックよりも汚れが付きにくく、衛生的です。ただこの方法は保険がききません。それでもだめな方は、歯のない部分の骨にチタンを埋め人工の根とする『インプラント』はいかがでしょうか。
間に合います。成人矯正は成長期の子供に比べ多少治療期間が長くなりますが、基本的に矯正治療は何歳でも可能です。治療していることを人に知られたくない場合は、従来の銀色の装置でなく目立ちにくい様々な透明装置も開発されています。矯正治療は歯並びや咬み合わせがよくなることで虫歯や歯周病を予防し、顔の雰囲気も変わる効果があり人前で美しい笑顔を見せられるようにもなります。
矯正について詳しく知りたい患者様は、矯正治療をお考えの患者様向けのサイト「矯正歯科ガイド」をご覧ください。
麻酔をするのでほとんど痛みはありません。インプラント手術は、術中の痛みはありませんが、 術後2~3日は抜歯と同じ程度の痛みや腫れは人によってあります。
手術した後、通常は4~5日程度、なるべく固いものは避けることをお勧めしています。また飲酒や喫煙もしばらくは控えてください。抜糸をしてから歯肉の状態が安定してきたら問題なくお食事いただけます。
インプラント自体はチタンという金属製なので半永久的に機能します。しかし、メンテナンスがしっかりできていないとインプラント周囲の骨が痩せてきて動いてしまいます。 長く機能させるためにも、メンテナンスが重要です。